ファーフェルトのベレー
うさぎのファーフェルトでベレー帽を作りました。
“ベレーのおはなし”の中の、つぎめ(縫い目)のないベレーです。
これは帽子の学校の授業で作りました。 課題は“自分でチップを作り、それにフェルトを型入れする”でした。
チップ(スパットリ、ともいうみたいです)とは、 木型をもとにして形をつくり、バクラムというシートを重ねてかためたものです。
・・・と、今回は1行であっさり書きましたが これがまた大変に手のかかる作業でして・・・。 またのちほど紹介するかも知れません。
チップを作るのは手間がかかりましたが、型入れは今度は力仕事です。
帽体といってすでに帽子のような形をしたものを 蒸気をあてながら伸ばしていくのですが、 この、平らな上の部分を伸ばしていくのがもうタイヘン!
チップに沿わせ終わったら完全に乾かします。
そしていよいよはずすとき。
この、下のほうがすぼまっている形のままどうやって出すか。
結論は、“とにかく手早く出す。”(笑)
これにはちょっとした秘密兵器があったのですがそのこともそのうち書きますね。
チップとできあがったものをならべてみました。
このような作業を経てつくったベレー。今回は刺繍をしてみました。 アウトラインステッチとサテンステッチだけで絵をかくように仕上げました。
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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そう、この帽体の色、一目ぼれでした。
型入れする前に湿らせて袋に入れてしばらくおき
帽体をやわらかくするんです。
それをくしゃくしゃっとして頭にのせたら、それだけでも
おしゃれな帽子ってかんじでした。
ほんとにそういうのも作ってみたいなあ。
刺繍は・・・照れるぜ[絵文字:v-402]
色がすごくいい・・・刺繍も素敵!