すず虫寺に行ってきました。まだ言い足りないのか編
中編にかよみ様がナイスなコメントをしてくれたおかげで 楽しく後編を書くことができました。
基本的に関係のなかったはずの お寺、鈴虫、幸福地蔵の3つをつなげたお寺ものがたり、いかがでしたでしょうか?
特に鈴虫と幸福地蔵をつなげた、“寿をくばって歩く” というくだり、すごくいいんじゃないの?と自分でも満足しています。
なかなかの想像力(妄想力?)でしょ
以前鈴虫寺に電話して鈴虫もちこみokの返事をもらったのは2003年か2004年の夏なのですが
そのときはガイドブックに幸福地蔵のことは書いてなかったと 思うんです。
だからお寺→鈴虫→幸福地蔵で順番はあっていると思います。
これでお寺と鈴虫を関連付ける物語があったら完璧なのに。
たとえば、この辺りでは鈴虫がとても多い、とか、 このお寺の開祖が鈴虫を愛でて止まない人だったとか 開祖があるとき夢で“鈴虫を飼いなさい”というお告げをきいたとか。
でも、そういうエキサイティングな話はなくともこの辺に普通に鈴虫はいるはずだから “このあたりの鈴虫がすてきな声で鳴いていたので お寺で鈴虫を飼い始めてたくさんにふえました”とサクッとつなげたら さきほどのお寺の物語、お寺の由来として完成するじゃないですか!
そういえばビジネス成功の秘訣に“商品に物語をつけて売る”というのもあるぞ!
…いい加減この辺でやめとかないと怒られそうですね。
この弱小ブログを奇跡的に見たお寺の関係者が また会議をひらき、ポンとひざを打ち、
“よし!これ採用!” ということになり、今度行ったときは「鈴虫寺の由来」としてあの看板が書き換えられてたりしたら おもしろいのに。。。と、また妄想してしまいました。
(もひとつ、このお地蔵様、たしかに“草履”をはいてて、説法でもそう言ってたのに なぜか看板には“ワラジ”て書いてあるんですよね。草履とワラジは別ものだと思うけど。どうなってんの?)
それはそうと“ハンケイ500メートル”には、鈴虫寺の住職が言った、 こんなことが書かれてありました。
昔は大人に連れられて子供がお墓参りに来たり、仏様に手を合わせて拝むことが 自然に行われていたものだ。
「それがもう、お盆ですらお墓参りにいかへんようになってる。ワシが教えたいんは 昔からあったのに、今は忘れられかけてることなんや」。
住職のお話を聞き、手を合わせてお参りするような昔ながらの山寺でありたい。。。。
この思い、立派に実現されているのがすばらしいと思います。
鈴虫寺がこれからももっともっと繁栄してほしい。
そして、私の愛する鈴虫が寿々むしとして社会的に認知され、地位も上がり、 鈴虫入り虫カゴを飛行機の中に持ち込みたがりがちな少年少女その他が 鈴虫とともに安心して空の旅ができる日がくることを 願ってやみません。(ゴールはココかっ!)
すず虫寺に行ってきました 完
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★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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わたしもきっかけは食堂のおばちゃんたちとの
会話でした。
いろんなきっかけで真実は広まるものですね!?
しかし観光客をひきつらせるとはその運転手はアカンかったですね。
受けをねらおうとしてすべったってかんじですかね。
なぜ鈴虫なのか、なぜ草履をはいたお地蔵さんなのか、
もてる想像力(妄想力ともいう)をフル稼働させて
書き下ろしたルポルタージュ風味のファンタジー“お寺ものがたり”、
楽しんでいただけましたでしょうか?
カテゴリ欄の“寿々むし”では、さらにいろいろ書いてます。
しつこいのでもう記事にはしなかったのですが
“ハンケイ500メートル”VOL.6で鈴虫寺のことは
終わりだと思ってたらなんと最新号のVOL.7
にも載っててびっくりしたところだったんです!
ということは、VOL.1を除いてVOL.2から
ずーっと、裏表紙の記事を鈴虫寺が占めている
ことになります。。。
あっぱれな商魂です、鈴虫寺。
あ、とうとうこのコトバつかってもた。
オフレコでよろしく[絵文字:v-319]?
私も鈴虫寺に何年か前に行きました。
色んな願い事を胸に秘めて・・・行列ができてましたね。
ただ、その行きだったか帰りだったか、乗ったタクシーの運転手が
そのお寺が何故こんなに流行る?ようになったのかという裏話を
頼みもしないのにペラペラ話して、旦那と二人ひきつった思い出が
あります。(ここに書くのもいらなかったかしら・・)
みんな願いを叶えたいと思ってきてる、私たちもそこの寺に行ったと
言うなら分かるよね?と思うのですがいらんこと聞いてしまいました。
なぜ鈴虫なのか、なぜ草履をはいたお地蔵さんとか所以は分からなかった
ですがお坊さんのお話は面白かったです。
きっと信じる者は救われるんだと思います(-"-)(一応鍵にしときます)