handmademarket手づくり市, 2012年4月百万遍手づくり市, イベント出店・メディア掲載
手づくり市, 2012年4月百万遍手づくり市, イベント出店・メディア掲載

4月手作り市がおわりました。その3

 

読者の中にはこんな疑問を持った方もいることでしょう。

おのれの場所は確保しといて人の場所取り合戦を撮影するってどういうことよ?って。

そう、それがまさしく今回のテーマです!?

百万遍の手作り市は出店するのに抽選があり、お店の許容数は超えない ようになっているのですが、場所は決まっていないのです。

6時に場所取り開始なのですが 境内にはメイン会場とその周りという棲み分けがあり、 実は周りの方は6時以前の場所取りが黙認されているのです。

で、メイン会場の方は昨日の記事の動画のようなかんじです。

6時になるとメイン会場では場所取り、周辺ではすでにとった場所で テントの組み立てがはじまる、という感じです。

でもねーーメインの方だって、ホントの6時開始の早いもの順ではありません。

すでにさりげなく荷物が置いてあったり、狙ってる場所のすぐ近くで人が待機しているのですもん。

私のような新参者はとてもはいっていけません

これがかなわん、といって百万遍に出店するのを敬遠する人もいる くらいです。

 

でも、すこし立ち止まって考えてみよう。

もしこれがホントにホントの6時スタートの早い者順だったら。。。

ここから先ははいっちゃいけない、という線があって、6時と同時にそこから皆が クラウチングスタートでダッシュするとしたら。。。(ふんどし姿の男たちがお札を取り合う祭りを思い出します)

流血のさわぎになるでしょう。それにその間荷物はどこに置くのだ??

荷物を持ってそれをするとしたら。。。あな恐ろし。

これ(←クリックしてね) は百万遍手作り市のホームページですがこの1-4を見てください。 これが建前なのですね。

一度メイン会場にてやってみたいこと。

6時になると同時に走って行って、近くで狙って待機していた人を追い抜き、 大の字にねころがって場所取りしてみる。

どうでしょう?なにか言われるかな??ふふ

ま、そんなこと、100回生まれ変わっても私じゃできませんが 想像すると楽しくなってくる~

 

ところでこの1-4ですが、3年前と比べても だんだん厳しいものに書き換えられていってます。

おもしろいのは“6時少し前に境内に入れる”って表現。

少しってどのくらいなんだろう? 5時半であれならきっともっと暗いうちから入っていると思われます。

その微妙な表現に 主催者側だってあんまり厳しいことも言ってられない悩ましい事情が読み取れます。

でもその反対に__

これ、オフレコですが(?) 百万遍に出店したてのころ、自分の店じまいをしてからメイン会場で買い物をしたことがありました。

いつもいいところにだしているお店の人に “一体何時くらいに来ればこんないいところにお店だせるんですか?” ときいたところ、(←われながら青臭い)

“うちんとこは、もう十年やってんのよ。あんたなんかいくら早く来たってこの辺にだすのは無理だから。” と言われてしまった事があります。(笑)

このごろそのお店見ないな、と思ったら そのスジによるとどうやら出入り禁止になったようでした。

このように厳しく取り締まる面もありながら それでもやっぱりこの1-4の文面どおりにはなってないところ、 めちゃくちゃ京都らしいな、と感じてしまうのです。

あのフライングに対するブーイングからして、きっと主催者に文句を言いに行った人は 今回もたくさんいると思います。

主催者もタイヘンだろうなあ。。。同情します。同情もだけど、尊敬もします。

これを毎月15日、もう25年も続けているとは。 頭が下がります。

きっといろんなトラブルの仲介をしたり、時には大目にみたり目をつぶってあげたり、 そうやって手作り市を育ててきたのでしょう。

主催者と出店者が、なにもかもは杓子定規にはいかないことをお互い了解した上で 成り立たせてきたという歴史が、百万遍手作り市のもつ底知れぬパワーの源なのだな、と思います。

 

さて、そういうわけで私ははじめっから周辺部めざしていくのですが 5時半に着いた時、周辺部の中でもすごくいい場所があったのでそこに荷物をおきました。

でもよくよくみたら小さな板の上に石がおいてある!

それが“とってます”の印だと、しばらくしてから気づきました。 。。。。

いいところの場所取りは、こういうやり方です(笑)

場所取りしてるやん、と責められたら言い逃れできるくらいの。。

ということで、さらに周辺部に移動して。。。

今回はここになりました。 周りの人に確認して堂々と荷物を置きましたよ。

 

IMG_5485tate.jpg

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帽子プロデューサー みすみ

★京都の帽子屋さん*帽子屋ポピンズ 帽子プロデューサー。
★自身が、帽子が苦手だった経歴をもつ。
★1000人以上の女性からヒアリングしてわかった、”多くの人に似合う帽子”をプロデュース。
★帽子の形・色・素材・それにかざりの効用で似合う帽子を選ぶやり方をレクチャー。帽子の楽しさをお伝えしています。
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コメント

  1. かよみ より:

    8時から開店で、6時に作業開始とは、朝早くから勤勉だな・・・と思っていましたが、場所とりだったんですね。・・・でもよく考えたら場所が決まっているのに、スタートダッシュは必要ないもんね。単純に場所指定すればいいのに、と私も思ってしまうのですが、今のままのスタイルを維持しているのは本当におもしろい現象だね。その、いわゆる京都らしさ、これからもいろいろ教えてくださいっ!!

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